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blog開設から半年
2007-08-18 Sat 11:38
はやいものです。

忙しさから、ブログの更新速度が遅れることもありましたが、

かろうじて続いているこの現状はまずまずの成果ではないかと

思っています。

当初は、本などを読みっぱなしにしておくのがもったいないという

のと、日常生活の中で文章を書く機会をつくりたいというのが

目的でした。

それで、実際はじめてみると、読書あるいは映画の感想文を書くの

はほんとに難しい作業なんだなと痛感しました。

自ら書いた文章を何日かおいて読み返してみると、顔から火がでそう

になることもしばしば。一体何様なのだと。

これもまたそのときの自分の考えなんだなと、あえて削除せずに

おいています。

ところで最近になってですが、僕にも物語をつくってみたいという

願望が生まれはじめ、小説や映画などの感想では、なにがこの作品

をおもしろくしているのかというふうな見方で書くことがあります。

的外れなことを言ってる事もあるかと思いますが、ブログとともに

僕自身も成長していきたいと思っている次第であります。

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野火
2007-08-11 Sat 17:01
野火 (新潮文庫)野火 

大岡 昇平



 文壇有数の骨太論争家として知られる大岡昇平による戦争小説。
フィリピン、レイテ島に派兵された主人公・田村は、野戦病院にて休養中、米軍機からの襲撃を受ける。田村は命からがらその場を逃げ失せ、独り島の中をさまよう。
 極限状態に面した兵隊たちは、エゴイズムを剥きだしにし、味方同士で食料を奪い合う。そして、田村もまた次第に理性を失っていく。
 食料がつき空腹に耐えきれなくなった田村は、狂って死んだ戦友の肉をナイフで切り取ろうとする。しかし、田村の左手がナイフを持つ右手を制す。

 「(比島の女や戦友を)殺したのは、戦争とか神とか偶然とか、私以外の力の結果であるが、たしかに私の意志では食べなかった。」(p176)

神の存在を否定してきた田村は、その是非を省みる。理性がうまく機能しなくなった状況下では、やはり神の存在が必要ではないか、そんな問いかけが見みられる。フィリピンの山中に見られる野火は、その下にいるであろう現地人の存在を暗示し、隊を外れた孤独な田村にとって、命の危険を意味する。

 「しかし銃を持った堕天使であった前の世の私は、人間共を懲すつもりで、実は彼等を食べたかったのかも知れなかった。野火を見れば、必ずそこに人間を探しに行った私の秘密の願望は、そこにあったのかも知れなかった。」(p176)

 人肉を食らうことを意志で制した田村は、天使に昇華した。田村にとって、エゴイズムを制すことのできない他の人間達は懲らしめるべき存在なのである。人肉を猿の肉と偽る安田、松永の姿に、著者の人間に対する悲しげな諦観を感じる。


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選挙
2007-08-07 Tue 01:05
senkyo.jpg

製作年度 2006年
上映時間 120分
監督/撮影/編集 想田和弘


 自民党の落下傘候補となった山内和彦氏の選挙活動を追ったドキュメンタリー。

選挙に関して全くの素人である山内氏は、いわゆる「先生」たちから叱責を受けつづける。数々の小言に耐えながらも、街頭でひたすら自分の名前を連呼する山内氏。


「自民党公認候補、山内和彦でございます。」


同情を抱きたくなるほど大変そうである。

 さて、チラシを見て興味を持ったのだが、いざ鑑賞してみると若干期待はずれだった。

 自民党の操り人形となった候補者の姿から、選挙活動の意外な構造を浮かび上がらせてくれるのかと思っていた。ところが、本編の大半は一般的な選挙活動の様子を描くにとどまっていただけである。操り人形のような候補者の姿を、もっと浮き彫りにすべきところだったが、まだまだ追い込みが足りない気がする。これでは、単に選挙活動の裏話を聞かされているだけである。海外で評価が高かったのは、きっと日本の選挙そのものが、他国からみて興味深かったからではなかろうか。
 また、ナレーション・字幕、一切なしの作風は新鮮だが、このように複雑な題材は、もっと背景を説明する必要があるのではないか。意見が分かれるところだろうけど。

 以上の様に不満点を挙げればきりが無いが、われわれ国民の関心ごとである選挙活動をテーマとした点はやはり鋭い。このテーマでだれかフィクションをやってください。そのほうがきっと訴求力もあるし、おもしろいんじゃないでしょうか。
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 機械材料加工学Ⅱ 

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kkaazz2000

Author:kkaazz2000
技術系。神奈川在住。

歴史から消えつつあるカルト映画たち。さもありなんという作品から、なぜこれがという作品まで。そんな不可思議な世界にはまりつつある今日この頃です。

 
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