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夏への扉
2009-05-09 Sat 10:51
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))



 SF小説の巨匠、ロバート・A・ハインラインによるタイムトラベルノベル(←語呂がよい造語)。ハインラインの作品の中でも、特に人気が高いのが本作らしいです。
 SF小説は、高校生のとき読んだフィリップ・K・ディック以来です。

 以下、感想です。(もちろんネタバレの)
タイムトラベルを題材にした本作は、作者の優しげな文章により、子供から大人まで楽しめるエンタテイメントとなっています。
 僕の中でもっとも興味深かったのは、物語を通じて主人公ダンが技術者であることの誇りを捨てなかった点です。ダンみずから会社を興した際にも、共同経営者のマイルズに経営をまかせ、自分は発明に情熱を注ぐ。世事にとらわれず新発明にむかって邁進する姿はなかなかかっこいいではありませんか。ハインラインは、技術士官として海軍に所属していたそうですが、きっと工学の素養があったのだと思います。製図を行うシーンや製品の特許についてリアリティのある描写がなされていました。
 タイムトラベルや冷凍睡眠を使った本作のストーリ展開は、日本の漫画やアニメで大量生産されているせいか、わりと想像できる範囲に収まっているような気がしました。そんなわけで、僕の中では、時空を超えることよりも、ダンの会社がどんどん大きくなっていく過程や、ベルやマイルズの人間模様に面白みを感じました。
 SF小説というと、ハードボイルドで敷居が高そうな作品を想像してしまう僕でしたが、こんな温かみのある作品もあるのだなと思いました。小さい頃には、なかなかこのような本に出会う機会は少ないような気もしますが、とりあえず身近にいる子供には宣伝しておきたいと思います。
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Author:kkaazz2000
技術系。神奈川在住。

歴史から消えつつあるカルト映画たち。さもありなんという作品から、なぜこれがという作品まで。そんな不可思議な世界にはまりつつある今日この頃です。

 
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