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TPPが日本を壊す
2012-12-11 Tue 23:19
 
TPPが日本を壊す (扶桑社新書)TPPが日本を壊す (扶桑社新書)
(2011/03/01)
廣宮 孝信

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 衆院選が16日に迫っております。争点のひとつ「TPP」がどういうものか理解したくて、結構売れている本書を読んでみました。
 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の締結によって、輸入農産物等の関税撤廃で、農業者が困るというのは、なんとなく聞いたことがありました。ところが、本書を読んで、問題が関税の撤廃のみにあるわけではないことがよくわかりました。本書では、TPPの締結において、以下の点でデメリットが生じることを指摘しています。

①地域経済
②地方自治体
③農業
④雇用

 いずれも重要な点ですが、特に私は①のような問題があることを全く知りませんでした。地域経済への打撃の懸念は、TPPの条文「11章 政府調達」における取り決め内容によります。

    「11章 政府調達」とは、政府による物品やサービスの購入、施設の建設などを指します。これには公共事業を含む政府の支出の多くが該当します(p33)

 これは、市区町村レベルの自治体が、海外にも門戸を開き、競争入札で調達を行うことを約束するというものです。(日本はすでに「WTO政府調達協定」を取り交わしていて、都道府県レベル自治体の調達に関しては海外に門戸を開いているそうです。)
 これにより、建設業などの公共事業のみならず、学校給食の入札のような小さい案件に関しても海外の企業に開放されることになります。地方の中小企業にとっては、経済活動を行うにあたって、危機的な状況が発生することになります。

 このような問題が発生するのは、TPPがFTAなどの貿易協定とは違って、「知的財産」、「戦略的連携」といった、直接、貿易に関係しない内容を含み、また自由化の項目については例外を認めないためです。

   これまでのFTA交渉では農業分野で日本側がいくつかの例外を設け、その例外を自由化の項目から除外することで締結してきました。(p31)

私は、地方出身者なので、現在の地方の疲弊具合を身にしみて実感しております。本書を読んだ限りでは、以上のようなリスクを抱えたままTPPを締結するのは、時期尚早かと思いました。ただ、まだまだ理解が浅いので、もう少し勉強してから、投票に向かいたいと思います。
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技術系。神奈川在住。

歴史から消えつつあるカルト映画たち。さもありなんという作品から、なぜこれがという作品まで。そんな不可思議な世界にはまりつつある今日この頃です。

 
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