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田園に死す
2007-06-01 Fri 10:00
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製作年度 1974年
上映時間 102分
監督 寺山修司
脚本 寺山修司
出演 菅貫太郎 、高野浩幸 、八千草薫 、斎藤正治 、春川ますみ 、
    新高恵子 、原田芳雄



 これまでなんとなく避けていた寺山修司の作品。僕の中で、寺山修司は実験映画ばかりを撮っているイメージが強く、本作も訳分からん映画なんやろうなとの偏見があった。
 しかし、実際観てみると、たしかに実験的な作品ではあるものの、なかなか楽めた。

本作では、母の過剰な愛情に縛られる少年の姿が、不思議な映像表現を交えながら描かれている。
劇中にたびたび登場する詩も興味深いが、特筆すべきは、やはりその独特の映像センスであろう。

 サーカス団、兵隊、村人など、にぎやかな登場人物たちが郷愁を誘う。彼らの衣装、化粧、またカラフルな照明により、色鮮やかな田舎の風景が画面に映し出される。
 かくして他に類を見ない幻想的な映像が生み出された。

本編では、「過去は美しく見えるものだが、実際はそれほどいいものではない」との主張が聞き取れる。過去を変えようとする主人公だったが、結局は過去の居心地のよさに浸ってしまう。寺山修司自身の、過去に対する幻想や諦観が描かれているのだろう。

天才子役、高野浩幸の他、原田芳雄、八千草薫といった名優を迎える本作は、封切から30年以上たつ現在でも新鮮な輝きを放っている。


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Author:kkaazz2000
技術系。神奈川在住。

歴史から消えつつあるカルト映画たち。さもありなんという作品から、なぜこれがという作品まで。そんな不可思議な世界にはまりつつある今日この頃です。

 
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