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蜘蛛巣城
2007-11-19 Mon 19:36
s-kumonosu.jpg


製作年度 1957年
上映時間 110分
監督 黒澤明
脚本 小国英雄 、橋本忍 、菊島隆三 、黒澤明
原作 ウィリアム・シェイクスピア
音楽 佐藤勝
出演 三船敏郎、山田五十鈴、志村喬、久保明、太刀川洋一、千秋実
    佐々木孝丸



 勉強不足の門外漢が、黒澤明について語るのも、甚だおこがましい事だが、感想ということで、気楽に書き連ねたい。

 小道具や衣装の凝り方はさすがだが、照明技術やカメラワークなど、各行程の細部にまで心血がそそがれている。これは裏方の優秀さを物語っているといって、差し支えないだろう。
 印象的だったのは、三木義明の亡霊が、酒宴の席に突然あらわれたシーンだ。照明を焚きつけることで、ぼんやりと座りこむ不気味な三木の姿が浮かびあがる。モノクロの時代でのみ通用する技術の一つだろう。

 一方で、脚本はうまくいっているとは言い難い。主人公、鷲津武時の妻は、武時に対ししきりに謀反を促そうとするが、その動機や背景が全く描かれず、説得力に欠けている。また、後半の物の怪の予言は、明らかに後の展開のネタばらしであり、こうも予想どおりのオチだと、安っぽさを感じる。
 武時が大量の矢を浴びせられる有名なシーンは、黒澤明の特集などでよく見かけるが、なんどみても圧巻だ。有名すぎて真似できないのだろうが、この映画でしかみることができないシーンだと思う。

s-kumonosu2.jpg


 余談だが、僕はこれまで音声の聞きづらさから、黒澤作品をずっと敬遠していた。しかし、DVDの普及から、字幕ありの鑑賞が可能となり、巨匠の映画に近づきやすくなった。熱心な映画ファンからすると邪道なのかもしれないが、字幕の登場により、いらいらするほど聞き取りづらいセリフから開放された。
 残りの黒澤作品も一気に見てしまうぞ!


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kkaazz2000

Author:kkaazz2000
技術系。神奈川在住。

歴史から消えつつあるカルト映画たち。さもありなんという作品から、なぜこれがという作品まで。そんな不可思議な世界にはまりつつある今日この頃です。

 
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