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ヴィタール
2007-12-14 Fri 03:26

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製作年度 2004年
上映時間 86分
監督・脚本 塚本晋也
出演 浅野忠信、柄本奈美、KIKI、岸部一徳、國村隼



塚本晋也監督は、相変わらず変わった映画を撮り続けている。
ちょっと前までは、こういうよく分からない演出がかっこいいなんて思ってたけど、最近の僕は、アート系の作品を意識的に避けている。アートという大義名分の下、わざと分かりにくい映画を作って、観客を煙に巻いているだけなんじゃないか、てな邪推をしてしまうのだ。

 アート系映画に対する僕の偏見を以下に列挙。


 ①主人公の悩みが特殊すぎて、共感しづらい。

 ②ストーリーがとにかく分かりにくい。

 ③映像が派手。フラッシュ多し。アップ多し。カット短し。

 ④クライマックスでなぜか主人公が叫ぶ。

 ⑤その後なぜか物語が解決。


 話がそれた。『ヴィタール』に話を戻します。

10000118672.jpg


 解剖学から着想を得たテーマは斬新だ。
主人公高木博史は、医学部にて解剖実習を行うことになるが、実習に割り振られた遺体は、偶然にも事故で死んだ元恋人であった。はじめは戸惑いを隠せなかった博史だったが、次第に恋人の解剖にのめりこんでいく。
 異常な形の愛情として、肉体の内部に迫っていく展開は、なにやら文学的だ。熱心に恋人の臓器を写生する博史の姿は、なんとも哀れで、かつ不気味。しかし欲を言えば、せっかくの非凡な着想をもう少し膨らませてもらいたかった。特に大きな発展もなく、しりすぼみに終わったのが残念。
 ところで本作もまた、先ほど列挙した僕の偏見に、若干あてはまっているようだ。観客をグッと惹きつけておくためには、一般的な現実感覚を忘れてはならない。


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Author:kkaazz2000
技術系。神奈川在住。

歴史から消えつつあるカルト映画たち。さもありなんという作品から、なぜこれがという作品まで。そんな不可思議な世界にはまりつつある今日この頃です。

 
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