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21g
2007-12-22 Sat 11:29

21g_ma.jpg


製作年度 2003年
上映時間 124分
監督 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
脚本 ギジェルモ・アリアガ
出演 ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ、
    シャルロット・ゲンズブール、メリッサ・レオ、
    クレア・デュヴァル、ダニー・ヒューストン



 過去に3回レンタルしたが、3回とも鑑賞せずに返却した。
観ようと思えば観ることはできたのだが、かのイニャリトゥ監督の作品とあっては、気分に余裕があるときに、ぜひとも腰を据えて観たかったのだ。
↑映画館へ行けってなもんだがね。

 かつてイニャリトゥ監督の『アモーレス・ペロス』を観たときの衝撃は忘れられない。欠点が見当たらない完璧な作品に出会うなんてことは、そうそうない。映画も人生も知り尽くした一握りの監督によって、ときどき生み出されるのだ。きっと。


21g_ca2.jpg



『21g』もやはり傑作。
時系列がバラバラのカットが、合間合間に挿入される独特の構成。前半、意味が分からなかったカットが、次第に理解できてくるという新鮮な映像体験ができる。編集技術は相変わらず鮮やかだ。しかし、この複雑な構成の存在意義については、賛否が分かれるところではないか。映画『イージー・ライダー』の粗い構成は、ドラッグで現実感覚を失ったヒッピー達の姿を効果的に描写するのが狙いだったはずだ。一方『21g』では、この凝った構成とストーリーとの間に関連性が見当たらず、必要ない気がしないでもない。ここは、識者の意見を仰ぎたいところだ。

 交通事故をきっかけに、数奇な運命を辿る人々。彼らは人の命の重さを改めて噛みしめ、自らの人生を呪う。青臭いといえば、青臭いテーマだ。しかし、監督の熟達した演出により、きれい事では済まない現実的な問題として、テーマが深められている。残念ながら、『アモーレス・ペロス』ほどの衝撃を味わうことはできなかったが、彼がやはり一流の映画監督であることを確信した。


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Author:kkaazz2000
技術系。神奈川在住。

歴史から消えつつあるカルト映画たち。さもありなんという作品から、なぜこれがという作品まで。そんな不可思議な世界にはまりつつある今日この頃です。

 
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