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キサラギ
2008-01-16 Wed 10:20
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製作年度 2007年
上映時間 108分
監督 佐藤祐市
脚本 古沢良太
出演 小栗旬、小出恵介、ユースケ・サンタマリア、塚地武雅、香川照之
    酒井香奈子、宍戸錠


自殺したアイドル、如月ミキを追悼するため5人のファンが集う。
如月ミキの話題で盛り上がるつもりでいた彼らだったが、一人の男の言葉をきっかけに、彼女の死の真相について激しい議論が闘わされて。


<以下、ネタバレ注意>


過去の出来事の真相に迫っていくというのは、古くは『第三の男』から連綿と続いているテーマだ。特に密室劇ということで、『十二人の怒れる男』や『12人の優しい日本人』が想起される。次々に新たな事実が判明し、不可解だった部分が解決していく。基本的にはこの流れで観客を引っ張っていくが、個性的な演者たちの熱演もその牽引力となっている。
『十二人の怒れる男』、『12人の優しい日本人』はどちらも陪審員制度を扱った作品だが、鑑賞後、なんだか腑に落ちなかった。両方とも確かによく出来た作品なのだが、一人の人間の有罪無罪を議論で決定してもいいのだろうかと、少し不謹慎な気がしたのだ。織田裕二ではないが、事件は現場で起きているのだ。

この個人的なしこりを解消してくれたのが、本作『キサラギ』である。『キサラギ』に登場する人物たちのスタンスは、議論から導き出された結論が、真実でなくてもかまわない、というものである。そして、その結論はこの場にいる全員の心を救い、如月ミキの人物像を惹きたてる。『キサラギ』は、『十二人の怒れる男』のストーリテリングを継承しつつ、より映画らしいテーマを獲得したと言える。
ただ、ラストで若干もたついたのは、残念。星空が登場する必然性はどこにもないし、宍戸錠の登場はなおさら必要なし。


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Author:kkaazz2000
技術系。神奈川在住。

歴史から消えつつあるカルト映画たち。さもありなんという作品から、なぜこれがという作品まで。そんな不可思議な世界にはまりつつある今日この頃です。

 
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