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バタリアン
2008-11-24 Mon 22:38
s-BATARIAN11.jpg

製作年度 1985年
上映時間 91分
監督・脚本 ダン・オバノン
出演 クルー・ギャラガー、ジェームズ・カレン、ドン・カルファ、
    トム・マシューズ、ビヴァリー・ランドルフ、ジョン・フィルビン、
    リネア・クイグリー、ジュエル・シェパード、
    ミゲル・A・ヌネス・ジュニア


 ゾンビ映画好きの僕ですが、このシリーズは未見でした。
ジョージ・A・ロメロの諸作品があまりにもよくできていたために、他のゾンビ映画に魅力を感じなくなったためです。ロメロ作品と、その他のゾンビ映画との間には、それぐらいのクオリティの差があると僕は感じています。数少ない例外は、ピーター・ジャクソン監督の『ブレイン・デッド』とルチオ・フルチ監督の『サンゲリア』かな。前者は、血のサーカス。後者は絵画的である。いずれも一見の価値あり。
 さて、本作『バタリアン』は、ロメロ監督の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』が元ネタになっているみたいです。後半部、墓地からたくさんの死体が復活する場面は、たしかに『ナイト~』のオマージュだといえるでしょう。
 ところが『バタリアン』は、『ナイト~』のオマージュでありながら、ロメロ監督がつくりあげてきたゾンビ像を一部捨て、新たな解釈を付与しています。まず、ロメロ監督のゾンビは、うごきがのろく、意識をもたず(近作『ランド・オブ・ザ・デッド』では意識をもちはじめるが)、頭脳を破壊すると死滅する。他のゾンビ映画も、だいたいこのルールを継承しています。これに対し『バタリアン』のゾンビはというと、めっちゃ走るし、喋ります。あと首を切ってもまだ動きます。たしかに、ロメロ監督のゾンビは、簡単に退治できてしまうので、ぬるいような気もしますが、ここまで無敵にしなくてもというくらい『バタリアン』のゾンビは強いです。これは、見てのお楽しみですね。

 『バタリアン』の特殊メイクは、ロメロ作品とおなじくらい気合が入っています。ロメロ監督があくまでリアルさを追求していたのに対し、『バタリアン』は斬新さを追及しているようです。二つ割りの犬や、喋るゾンビの老婆など、おもしろい美術が続々登場します。多くのスプラッタ映画について言えることだけど、人間を深く描いていないためか、他のジャンルに比べドラマ性が薄いように感じます。しかしドラマ性が薄くても、血と肉のリアルささえあれば作品として成立してしまうのが、スプラッタ映画です。本作『バタリアン』も、ゾンビとユニークな美術の牽引力によって、かなり満足できる作品となっていました。続編もみたいですね。
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別窓 映画 コメント:2 トラックバック:0 ∧top | under∨
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この記事のコメント
過去の映画評論をサラッと見返したら
「恋する日曜日。わたし恋した」と「ゆれる」と「選挙」は見たで。(当然!?)
映画って自分で見た事あるものでないとその評論は読みにくい物なのかなあ。
というか「評論は文学になり得るか」という永遠に抱えたままのテーマなのかもねえ。
2008-12-06 17:02 | URL | しんご #- 内容変更
過去の文章よんだら、かなり酷いことかいてたね笑
基本的に、自分のために書いている感じなので、読みづらいかもね。ちなみに小林秀雄の評論は、ほとんど文学だと思います。
2008-12-08 01:30 | URL | たま #- 内容変更
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Author:kkaazz2000
技術系。神奈川在住。

歴史から消えつつあるカルト映画たち。さもありなんという作品から、なぜこれがという作品まで。そんな不可思議な世界にはまりつつある今日この頃です。

 
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