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ホステル
2009-08-18 Tue 00:26
hostel.jpg

製作年度 2005年
上映時間 93分
監督 イーライ・ロス
出演 ジェイ・ヘルナンデス、デレク・リチャードソン、エイゾール・グジョンソン、 バルバラ・ネデルヤコーヴァ、ヤナ・カデラブコーヴァ、ヤン・ヴラサーク、リック・ホフマン、三池崇史


 新世代ホラー映画監督、イーライ・ロスによるサスペンス・ホラー。最近は、過去のホラー映画ばっかりほじくり返して観賞しておりましたが、たまには最近のやつも観ようと、割と評価の高い本作を観てみることにしました。

以下、ネタバレ。

〈あらすじ〉
 ヨーロッパを旅する3人の青年たちは、アムステルダムで知り合った男の話からスロバキアに向かうことにした。当地のホテルで宿泊し、豪遊する三人であったが、一人ずつ行方が分からなくなり・・・。

hostel2.jpg


〈感想〉
 冒頭は、お色気たっぷりの豪遊シーン。今風のやんちゃなアメリカ人青年たち(一人はアイスランド人だが)の姿を描いている。見所は、中盤からの拷問シーンだろう。とはいいつつも、予想に反して血は比較的少なかった気がする。無慈悲な演出をする過去のスプラッタ映画監督ならば、チェーンソーでやたらめったらに切り刻むくらいやったであろう…。とはいえ、この残酷な仕打ちがあるために、後半、パクストンが逃亡するシーンはなお緊張感に溢れる。捕まったらマジでやばいぜ。
 また、拷問に加え、シナリオの意外性にも注目したい。中盤、パクストンが酔ってバーの倉庫に閉じ込められるシーン。次のカットでは、舞台が拷問部屋に転換する。これは、パクストンが捕らえられたな、と思ったら、捕まっているのはもう一人のアメリカ人青年ジョシュであった。パクストンが倉庫に閉じ込められたのは、単なる事故であったのだ。このような定石外しは、きっと監督のホラー映画好きに起因していることだろう。ホラーというジャンルで次の展開を言い当てられることほど、悲しいものはない。

〈余談〉
 イーライ・ロス監督のインタビューを、以下一部引用。

 ロス「(前略)ニューヨーク大学で映画を専攻している奴らときたら、アート系ばっかでさ。エイズだホームレスだ社会問題だって、どいつもこいつも自分はスコセッシかなんかだと思ってる。でもそいつらの持っているビデオは『ポーキーズ』とか『アニマルハウス』なんだよ?どうして自分が観ている種類の映画を撮らないんだ?そう思ったから、オレはマクドナルドで手足が飛んで血がぶちまけられる映画を撮った。(中略)映画学科にはだいたい700人ぐらいの生徒がいたけど、その中で、ちゃんと映画の監督になれたのはオレだけだ。ざまあみろ!って感じだよ!」
(出典:ショック!残酷!切株映画の世界 p101)

 ロス監督の発言は示唆に富んでいる。こぞってアート系映画の製作に励む映画監督志望の学生たち。アート系映画の社会的需要はすでに飽和しているのである。それよりも各々自分がおもしろいと思う映画を製作することにより、ジャンルがばらけて監督デビューの競争率も減るし、観客にもうれしいのではないか。なんてことを、本文を読みながらつらつら考えていました。
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Author:kkaazz2000
技術系。神奈川在住。

歴史から消えつつあるカルト映画たち。さもありなんという作品から、なぜこれがという作品まで。そんな不可思議な世界にはまりつつある今日この頃です。

 
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