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憲法九条を世界遺産に
2007-02-17 Sat 21:56
憲法九条を世界遺産に 憲法九条を世界遺産に
太田 光、中沢 新一



実は隠れ太田光ファンだ。

歯に衣きせぬ物言いは、観ているだけで爽快で、思わず応援したく

なってしまう。ボケもおもしろいしね。

そこで本書。

注目の憲法第9条について、あの太田光と中沢新一が対談をするってん

だから、これは読まずにはいられない。で、読んでみると期待どおり。

興味深かったのは、太田光の以下の発言。


『憲法九条を世界遺産に』という発想をどういうシチュエーションから

 思いついたのか、との中沢新一からの質問を受けて


 太田「最初は、ジョン・ダワーの『敗北を抱きしめて』(岩波書店)

    を読んだときですね。この本で、日本国憲法ができたとき
     
    の詳しい状況を知って、ああ、この憲法はちょっとやそっとで

    は起こりえない偶然が重なって生まれたのだなと思ったんで
    
    す。まさに突然変異だと。(中略)

    時代の流れからして、日本もアメリカもあの無垢な理想に向か

    い合えたのは、あの瞬間しかなかったんじゃないか」(p54-55)


僕自身は、日本国憲法が欧米のような市民革命を経ずに制定されたた

め、日本国民の民意を反映するためにも、改憲が必要なのではないかと

思っている。

しかし、本書を読んで、ちょっとやそっとの偶然では成立しえないこの

奇跡の憲法を、簡単に改正していいものかと考えられるようになった。

非現実的な憲法が、現実的に国民の平和主義へとつながっているのだと

したら、そうやすやすと改憲してしまう道理はない。

ここらへんは、あまりにも勉強不足なので、これ以上は発言を控えて

おきますが。

ただ、太田光はエンターテイナーなだけあって、「正しい」意見よりも

「おもしろい」意見をよく発言している気がする。議論を聞くのは

楽しいが、果たして現実的な政策決定に生かせるかどうかは疑問の残る

ところではある。だからといって彼の価値が下がるわけではなく、僕は

きっと「サンデー・ジャポン」を見続けることだろう。


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kkaazz2000

Author:kkaazz2000
技術系。神奈川在住。

歴史から消えつつあるカルト映画たち。さもありなんという作品から、なぜこれがという作品まで。そんな不可思議な世界にはまりつつある今日この頃です。

 
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